祝!「カノッサの屈辱」復活!しかも教授は伊武雅刀総統。その勢いをかって「スネークマンショー」も、もう一回復活させてくれないか?小林克也さんが生きてる内にw。
昨日に続き血みどろ漫画の話れす。 『HeRaLD』 普段、生活していて何かしら「間がいいな」とか「ナイスタイミング」と思うことってありますよね。まさに昨夜の僕がそうでした。ただ、果たしてそれが“良かった事”なのか?考えると不安を覚えます。 昨夜、アニメのDVDを借りたついでに古本屋へ立ち寄った。安売りの棚に「鉄のラインバレル」が並んでいたので、それを手にレジへと向かう途中、ふと、ある漫画に目が止まってしまった。 HeRaLD 上 (1) イダ タツヒコ / 講談社 内容紹介/「ざくろヒメ」を知っていますか。現実を蝕む[悪夢(ナイトメア)]! 連載当時、楽しみに読んでいたんだけど何かの弾みで読むのを止めてしまい、結末を識ることなく記憶の奥に追いやり、今に至る。それを見つけるや否や、もぅ結末が気になって仕方ない。上下巻揃っている上、どうせ¥100×2。上下巻2冊をサッと手に取り会計を済ませた。帰宅し早速、上巻に手を付け復習。「ああ、この辺りまでは読んだ読んだ」とお茶を啜る。ちなみに内容は伝奇スプラッタサスペンス。当初は怪奇小説家の主人公がDJを努めるカルトなラジオ番組の中で、童歌になぞらえた連続猟奇殺人事件の真相を追っていくという話だが、事件は徐々に怪奇色を帯び、事件の発端となった主人公出身の山村へと至る。何となく気に入っていたお姉ちゃんが村人に耕されるなど有りつつ最終話。そのタイトルが、 「黒の碑」 シュトレゴイカヴァールッ!(血泪 イダタツヒコがラヴクラフティアンで、神話をリスペクトした漫画を幾つも描いているのは識っているが、ここで「黒の碑」は極まりすぎだよぉ。この間、読んだばかりなんだぞ~(泣。作中、野蛮な儀式に狂乱する山村の人々は正に、黒い碑の前で野蛮な宴に狂乱し、ン・カイの闇より彼の神を招かんとする忌まわしき民の姿その物。そしてオチは窮めて神話的。閉ざされた山村で連綿と継承されてきた野蛮な儀式は、全てを理解してしまった(SANチェック失敗、SAN値-D100されても発狂できなかった上、クトゥルフ神話技能判定に成功w)主人公により全世界へと広められていく。良い神話作品だ。少なくても秘●界に掲載されていた作品群などよりよっぽど神話作品らしい。原神話的と云う点では非常に良作、クトゥルフ神話は今更面倒だが、その雰囲気は味わいたいという欲張りさんは読もう!イダタツヒコ先生の「ヘラルド」!
by cor_leonis
| 2007-01-25 19:11
| 今日の宇宙的恐怖
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