カテゴリ:今日の宇宙的恐怖( 31 )

間隙

『コンビニでクトゥルー』
 以前、コンビニでこの本を購入した。

「世界の神々」がよくわかる本 ゼウス・アポロンからシヴァ、ギルガメシュまで
東 ゆみこ 造事務所 / PHP研究所

こういった趣の文庫本が欲しくて購入したわけですが、北アメリカの項でクトゥルー神話の神性が取り上げられている。そして、本のタイトルを省みる。

 「世界の神々」がよくわかる本 ゼウス・アポロンからシヴァ、ギルガメシュまで

クトゥルーって、その間に入っちゃうんだw
オリジナルと二次創作の間といわれりゃ、確かにそうかも知れない…

『蜂蜜酒要らず』
 ちなみにクトゥルー神話の解説はガチ・ダーレス なので原神話スキーな人が読むと星辰の彼方へぶっ飛びます、要注意。ある意味ビヤーキーいらず。
[PR]
by cor_leonis | 2006-09-06 11:34 | 今日の宇宙的恐怖

反逆の弦が奏でる宇宙的恐怖 in JAPAN

『♪』
 近年の作家が書くクトゥルー神話からはスポッと抜け落ちているが「エーリッヒ・ツァンの音楽」に代表されるような音楽を題材にした神話作品がある。それがどうだと今の僕に論ずる事は出来ないが、本家米国をはじめ音楽を以て神話を語ろうとした者たちが居たことは識っている。きっと神話作品の中にある冒涜的かつ退廃的な叙述が彼らを惹きつけたのだろう。そんな奇行に走る連中が実は日本にもいた。「人間椅子」。江戸川乱歩の小説タイトルを冠したその連中は怪奇メタル、文芸ロックなどという可笑しな肩書きを与えられながらも高い演奏技術を有し、80年代後半~90年代に掛け活躍、現在も活動中らしいがその名を耳にする機会は余りに少ない…

黄金の夜明け
人間椅子 / トライエム

頽廃芸術展
人間椅子 / テイチクエンタテインメント

『鋼弦の調に乗って』
 人間椅子を初めて知ったのは確かマンガ「4年1組起立!」だったw。そう考えるとこの出会いは15年以上前に定められていたような気がしてくる。文芸ロックと呼ばれただけに文芸作品を題材にした曲がその大半を占める彼らだが、クトゥルー神話を題材としたものは2曲のみ。でも凄い。やったこと自体が。上の2枚に1曲ずつ、黄金の夜明けには「狂気山脈」、頽廃芸術展には「ダンウィッチの怪」がそれぞれ収録されている。聞いてみろとお勧めはできないが、神話が好きで興味があるなら一度聞いてみるのも良いかも知れない。
[PR]
by cor_leonis | 2006-07-17 07:32 | 今日の宇宙的恐怖

UNBALANCE

『新世紀ウルトラQ』
 「トワイライトゾーン」、「世にも奇妙な物語」などに代表されるオムニバス形式のミステリードラマ。1966年から放映された名作「ウルトラQ」もその一つである。そのウルトラQを新世紀に甦らせようと2004年に制作されたのが「ウルトラQ—dark fantasy」である!しかし、頑張って作った割りに、その内容は一部マニアの間でのみ良かった悪かったと論ぜられ、世間的にはまったく話題になることは無く終わった。斯く云う僕も放映当時は無関心で、自発的に放送を見ることは殆ど無かった。そんなある日、仕事でお付き合いのある方が「録画して毎週見ています」と仰るので思わず「いやーっ、僕も見たかったんですよネェ」と話を合わせた所、「では、DVDを焼いて送りますよ」なんて仰られる。翌週、それまで放映された話が纏まったDVDが本当に送られてきた。会社に。観ないで放置は不味いと、お礼と共に感想を伝えることを自らに課し視聴。内容はほぼ風評通りで映像のディテールが甘く、安っぽい合成が鼻に衝く箇所が多い。しかし、中には宇宙的恐怖を感じさせる良作もあり、想像していたより全然楽しめた。今となっては会う事もなくなってしまったが、DVDを焼いて送ってくださったS氏には大いに感謝している。

ウルトラQ—dark fantasy
武井 彩 相坂 きいろ 村井 さだゆき 梅津 裕一 長谷 敏司 上原 正三 太田 愛 岩佐 まもる / 角川書店
出版社コメント/憧れのマイホームを手に入れた主婦・加代子だったが、街のいたるところに書かれた“らくがき”に悩まされていた。消しても消しても翌日には再び現れる奇妙ならくがきは、いつしか加代子の家の中にまで現れて—「らくがき」。ほか、異星人との不思議な交流を描く「ウニトローダの恩返し」、失踪した人間たちの行き着く先は?—「楽園行き」、連続変死事件の鍵を握る黒頭巾の男の目的とは!?—「送り火」。あなたをアンバランスな世界へ導く4つの物語。大人気ドラマが完全ノベライズで登場!!

『円谷の宇宙から来る恐怖』
 あれから2年。古本屋で上の文庫を見つけ、何気なく購入。本の内容を確かめずに買ったのだが「らくがき」「楽園行き」というお気に入りの話が収録されており、得をした気分だ。そんな訳で気分がよいので、その2編についての雑文を認めておこう。(話の内容に抵触する箇所が含まれるので、これから本、もしくはドラマ本編を見ようと思われる方は… いないとは思うが、それらを見た後で読む事をお勧めする)

『らくがき』
 収録されている4編の中、最も怪奇色が強い話である。社会問題として度々ワイドショーなどで取り上げられる「落書き」と、最近耳にしなくなった「ミステリーサークル」を掛けた所が上手い。街の落書きが、実はミステリーサークル(円に拘っていないのでミステリーサインと呼ぶのが妥当か?)であった!と“日常と隣り合わせの怪奇”を巧みに描いている。特に話の落とし処はなかなかに魅せる。特に加代子が放った最後の言葉「あなたも、これから… がんばってくださいね」は、決して逃れられない“何か”が差し迫っているという戦慄と恐怖を視聴者、読者に齎してくれる素晴らしい演出であると共に、ここで感じる逃れられない、抗えないモノに抱く恐怖こそ宇宙的恐怖なのではないかと思う。

『楽園行き』
 この話、ドラマの売りは何といってもナレーションを担当する“怪奇俳優”佐野史郎氏がゲスト出演しているからに他ならないw。TBSドラマ「ずっとあなたが好きだった」でその存在を知って以来のファンである。氏の活動は俳優としては当然ながら、物を書いたり、バンドを組んだり、吸血鬼研究家だったり、ラブクラフティアンだったりと多岐にわたる。そんな氏が寄稿しているクトゥルー神話アンソロジー「秘神界 現代編」巻末の筆者紹介のなか、好きな神話作品の項にTRPG「クトゥルフの呼び声シリーズ」と書かれてあった。佐野史郎がd100を振る。そんな姿を想像した日から「いつかは氏とクトゥルフの呼び声をプレイしたい」と夢みるようになった。この夢を叶えてくれる銀の鍵が何処かに無いものか… と、話しているとこの話のウリが本当に佐野氏以外無いように聴こえてくるので物語についても何か触れておこう。この話、ドラマと小説では若干の違いがある。ドラマで楽園の人々を襲うのは、「鼠捕り」と呼ばれる放射線防護服のような物を着込んだヒューマノイド(人間かどうか分からないのでこう書いておく)と投光機を積んだ背の高い機械だが、小説では立方体が連なった殺人ロボットである。その描写はドラマでは人々が立ち向かっていく様を描いたのみだが、小説はスプラッターで描かれる。また、ドラマでは描かれなかった楽園のシカケ、所謂オチが小説では描かれている。コレについては正直「えーっ」と思ったが、落としどころとしては悪くない。まぁ、それについては読んで各々判断して下さいとしかいえない。
 ドラマの内容とは関係ないことだが、この回の撮影で使われた首都圏外郭放水路は先日完成し、実際に稼動しているが、まだ見学できるらしい。見学には予約が必要なのだが、これがまた中々取れない。汚泥で汚くなってしまう前に行っておきたいが、はてさていつになるか…
[PR]
by cor_leonis | 2006-07-17 06:43 | 今日の宇宙的恐怖

異色作に触れ

「不快、窮まる」
 随分と前に購入し、積んでいた本を読んだ。当然のようにクトゥルフ神話に連なる物語だったのだが、コレがまた“際物”のうえ“難物”。読み終わったときの不快さといったら、胸の辺りに決して拭え無い何かがこびり付いた様だった。

暗黒神ダゴン
フレッド チャペル 尾之上 浩司 / 東京創元社
出版社コメント/クトゥルー? ヨグ・ソトト? 意味不明の言葉が連なる古い手紙。屋根裏に鎖で固定された一対の手錠。片田舎の屋敷を相続した牧師リーランドを襲う悪夢と、妻への理由なき殺意。そして、魚類を思わせる異様な容貌の少女に出会ったとき、彼は魔界へと踏み込んでいく……。異端の詩人がラヴクラフトに捧げる、苦痛と狂気、恐怖と背徳の物語。

「不快の源」
 何がこんなにも不快感を胸に刷り込んでいくのか?延々と叙述される景観か?それとも、ただ堕落していく男の醜態からか?はたまた、タイトルや上のコメントからは想像だにしない物語がか?それだけではない。この本を読み終わったとき、正直、内容について全く理解できなかった。大概の本は、その中で著者が何を感じさせたいのか?漠然とでも分かる(と、思っている)。しかし、この『暗黒神ダゴン』では、巻末の解説とあとがきを読み、そこにある一つの解釈を得て初めて内容触れることができたという始末だった。そして、そこに至ったとき初めて著者の意図を識る。

 「私が何を書いているのか分かるかい?」

ええ、フレッド先生。全く分かりませんでしたとも。それでもバカなりに懸命に追いましたよ。結局チンプンカンプンでしたが。娯楽作品に慣れ親しんだ脳に、ロマン主義文学は理解できませんでした。そう、最も不快だった点、それは元より見当違いの作品を読んでいることに気付かず、不満を漏らしていた自らの無知さにだと思う。

「バカ、故に馬鹿」
 日頃から自分の無知は自覚しているつもりだったが、それ改めて突きつけられ不快に思ったと云うことは、まだ自覚し切れてないんだネ。こんなにバカなのにネ。 …あ、バカだからか!
[PR]
by cor_leonis | 2006-07-05 05:01 | 今日の宇宙的恐怖

狂った朱雀よ!渇かず、飢えず、無に還れっ!!

「堪えきれない事も在る」
 神話断ち中ですが堪え切れませんでした。こんな物を見せられた日には。
クトゥルフ神話TRPG 比叡山炎上
朱鷺田 祐介 / エンターブレイン
以下、裏表紙、帯より抜粋
【本書内容】
日本の戦国時代を舞台にクトゥルフ神話に挑むための独立したルールブックである。
このゲームで、あなたは戦国の戦乱に巻き込まれる戦国の人々となり、戦国日本の闇に潜むおぞましき存在と出会い、凄惨で絶望的な戦いを挑むこととなる。
戦国の雄、織田信長は、縦横無尽な機略と大胆な行動力によって覇権を手にしつつあった。その過程で信長は寺社勢力と対立し始める。彼らは対立する信長を魔王、第六天魔王と呼び、仏敵とした。やがて将軍、足利義昭は、ひそかに各地の群雄や宗教勢力と同盟を結び、信長包囲網を作り上げた。京都の鬼門を守って数百年を過ごした比叡山延暦寺もその同盟に加わった。これを打開するため、元亀2年(西暦1571年)、日本仏教の根本道場、比叡山を焼いた。世にいう比叡山焼き討ちである。

【追加されたルール】
クトゥルフ神話TRPGを基に、忍術や剣術など、あるいはさまざまな流派・宗派独自の技を再現するルールや、近接戦闘を詳しく再現するルールなどが追加されている。職業も武将や足軽から、僧侶、陰陽師、伴天連、はたまた公家や茶人など当時活躍した人々をくまなく網羅している。

【連作シナリオ「比叡山炎上」】
シナリオは3本収録され、続けてプレイすることで、比叡山焼き討ちに隠された信長の秘密が明らかになるようになっている。さまざまな歴史的な事件や人物との遭遇を通じて宇宙的恐怖と対抗する大河ドラマの幕開けだ!。

「クトゥルフRPGって何を楽しむ為に作られたの?」
 もぅ、どの辺りから突っ込んでいいのやら… 第六天魔王は裏高野にでも任せとけばいいの。きっと孔雀さんがやっつけてくれるから。問題は【追加されたルール】。日本語版ランドオブニンジャ(確か表現上の問題から回収されたとか… )の代わりに出したとしか思えない。でも無ければ、クトゥルフRPGのルールに宗派や流派、近接戦闘を詳細に再現するルールはいらない。というか役に立たない。蕃神や旧支配者、奉仕種族にそういった物が通用するしないではなく、宇宙的恐怖を体感するためには必要ないという意味で。思い出してください。

 -クトゥルフRPGって、何を楽しむ為に作られたの?

それから、もしランドオブニンジャを出したいのなら、ホビージャパンと折衝してルーンクエストを始めとするケイオシアム社関係の権利を今度こそしっかりと整理しなおしてください。

「破神昇華」
 こんな本とそれを記した狂喜の詩人は、必滅の理を籠めた無限熱量でもって焼き尽くしちゃいましょう。

 第一近接昇華呪法「レムリア・インパクト」

暗黒の住まう場所はありません!と豪語されてもなぁ… これで¥7K獲っちゃうんだから■■■□■、強気だよネ。
[PR]
by cor_leonis | 2006-06-17 04:02 | 今日の宇宙的恐怖

「ランゴリアーズ」に見る宇宙的恐怖

 ここの所ゲームばっかりやっているので、なかなか何かを書こうという気にならないのだが、流石に頭に錆が浮いてきたので久方ぶりに何かを書いておこう。

「猟犬だったら尾も白い(尻尾は無いがな)」
ランゴリアーズ
スティーヴン・キング 小尾 芙佐 / 文芸春秋
※詳しい内容についてはコチラを参照して下さい。
 米国でテレビ映画化された物がN●Kでも放映されていたのでこの作品を知っている人も多いのではないでしょうか?もちろん僕はそれを見て知りました。
 普段、我々が生きる時間の外に飛び出してしまい、そこに棲む怪異に遭遇するというこの話。どうにも『ティンダロスの猟犬(F・B・ロング著)』が頭を掠めてしまう。キング先生の話ではこの物語は「時の過ぎ去った世界に迷い込んだ」という事ですが、これをティンダロスの猟犬で言及される「時間の曲線」から逸れてしまった(ロング先生曰く「人間は時間の曲線に沿って生きている」)とも取れないだろうか?時間の曲線に沿って生きる人間が脱線(?)したことで、本来立ち入ることの無い異界に立ち入ってしまったのではないか?更にそこが、「猟犬」たちの餌場だったのではないかとも…
 何故そんな事を考えたかというと、少なくとも世界一つ喰らって尚、貪欲に餌を追い求めるランゴリアーズの姿が「ティンダロスの猟犬」を彷彿としたのが一つ。さらに「ティンダロスの猟犬」でも精神が過去に遡った事で猟犬どもに存在を嗅ぎつけられたという時間遡行が事の発端であるという2点が原因。そのお陰で物語の終極、勇敢な男の犠牲により、人々は元の時間に戻りハッピーエンドとなる訳ですが…

 -一度嗅いだ餌の匂いを、彼らが簡単に諦めるものか?

と厭らしく考えてしまいます。それに旅客機に乗っていた人々が異界へと至る原因となった極光。それは猟犬が餌を得る為に協力を喘いだヨグ・ソトースの御業だったのではないか?(何処にも言及されては居ないので完全な妄想だが、時間と空間に強く縛られている猟犬が、それらを超越するヨグ・ソトースを信仰していてもおかしくは無いと思う)時の過ぎ去った世界から脱出する際、一人犠牲となることを選んだ男は極光の中で此の世ならざる光に包まれて消滅する。異界の光+時間の門≒ヨグ・ソトースとは些か安直ではあるがそう連想すると何だか楽しい。

「纏まらんので打切りw」
 そのような訳で、ランゴリアーズを見るとティンダロスの猟犬が頭を過ぎりますというお話でした。まぁ、これもあながち見当ハズレな話ではなく、過去に御大たちがSFホラーの礎を築いたのだから、現代作家の作品からそのニュアンスが感じ取れるの道理であると、言うことです。

ちなみに「ティンダロスの猟犬」はこの本で読めます。
クトゥルー〈5〉
ラヴクラフト オーガスト ダーレス 大滝 啓裕 / 青心社
[PR]
by cor_leonis | 2006-06-12 00:59 | 今日の宇宙的恐怖

風に乗りて歩むもの/フォマルハウトの獣

「暴君の贈物」
デモンベイン=大十字九郎の誇る超絶無比な呪法兵装が我が手に!
Windigo the Blackwood.
The minions of Cthugha.
c0036340_1485524.jpg
「術式」
ちなみにこれらの召喚には¥15,800(税込)に相当する術式を必要とした。その割りに無可動、ディテールが甘い、表面処理が雑なら塗装も雑と余り人にお勧めできるモノではない。

「現実世界の字祷子=金」
しかし、これらは機神咆哮及び機神飛翔デモンベインを120%楽しむ為の必須アイテムともいえよう。デモンベインを愉しむためなら10kや20kの術式が如何ほどの物か!という兵なら迷わず買え!そして思い知らせてやれ!デモンベインは金になると!!哀しいがそれが現代社会を動かす根源的にして窮極の術式だ!

ちなみに今回の記事が「今日の宇宙的恐怖」を謳いながら、それから激しく逸脱モノであるのはひみちゅ
[PR]
by cor_leonis | 2006-04-30 02:23 | 今日の宇宙的恐怖

今日の米国的恐怖

軽く意識が遠のきます。

要SANチェック

『萌えクトゥルフ』とかいって喜んでるのは、どうやら日本だけではないようだ。ちなみにこのぬいぐるみ、シリーズ化して増殖中。ま、フェイスハガーのぬいぐみよりはマシ… か?
[PR]
by cor_leonis | 2006-03-16 01:18 | 今日の宇宙的恐怖

まさかの…

地を穿つ魔 <タイタス・クロウ・サーガ>
ブライアン・ラムレイ 夏来 健次 / 東京創元社

まさかの登場!ダーレス系最先鋒のような人類vs邪神のガチ魔術バトル。タイタス・クロウ の長編がついに読めるようになりました。いや、1月にはでてたみたいですが気付いてなかった(笑。3月いっぱいはコレで頭の中暖かくして過ごせそうだよ。
[PR]
by cor_leonis | 2006-03-13 19:00 | 今日の宇宙的恐怖

マジ。

魔法戦隊マジレンジャー VOL.1
ポッター以来続く日本のFTブームを追って“魔法”をメインガジェットに据えたスーパー戦隊シリーズ第29作目。
渋キャラ魔導騎士ウルザード が非常にカッコよい。また制作陣に小中千昭 が居ないにも関わらず、怪人の名前にクトゥルフ神話 の邪神名を使っていた。

冥獣帝ン・マ/絶対神ン・マ
その姿、名前ともに大いなるクトゥルフ をリスペクトしたモノと思われる。冥獣帝時は蛸のお化けだったが、絶対神として転生した後は、人の体に蛸の頭、蝙蝠の羽とグッとらしくなった。大いなるクトゥルフ が人の夢を操ることから“夢魔”、転じてン・マ のネーミングもGJ。

冥府神ダゴン
十柱いる冥府神の中では三賢神に数えられ、実質的リーダーでもある。その名は疑いようも無く父なるダゴン からだと思われる。その姿は深きものども の父祖らしく頭部が“鯛”。鯛です。どうしようもなく鯛… 非常に良い悪役だったが、散り様が非常にあっけい。最後にきて話数が足りなくなった為であるがというのがもっぱらの噂。悲惨の一言に尽きる。

冥府神トード
多分、クトゥルフ神話 と無関係ではないと思う。冥府神には、それぞれモチーフとなる神格や幻獣が存在している。なのにコイツのみただの蟇蛙ということは無いだろうと考えると、おそらくツァトゥグァ だったのではないかと思う。

冥府神スフィンクス
ギリシャやエジプトのスフィンクスがモチーフだろうというのが通説だが、きっとバースト も噛んでいたに違いないと勝手に思い込んでいる。
[PR]
by cor_leonis | 2006-03-12 05:40 | 今日の宇宙的恐怖