余は並べて事もナシ ≪corleonisは2度泣く篇≫

 拝啓、川邊先生。短い間でしたが先生の教えを受けた者です。今は教授されたこととは一切関係の無い仕事に就いています。しかし、折に触れ、先生の教えを思い返すことがあります。主にTRPGで遊んでいる最中とアニメを見ている最中w。そんな時、先生の授業を受けられた事はとても貴重な経験だったのだと、改めて感じています。

『多分、アメリカのボタンはもっと軽い』
 金曜の夜。云年ぶりにテレビやっていた映画を通して観た。タイトルは「トータル・フィアー」。米と露を殴り合わせようとするファシストの陰謀を鉄砲を撃たないCIAが阻止するお話。「流石アメリカ~♪ GJ!」と突っ込みどころ満載の素敵な内容だったが、先任&後任の露大統領にはキュンキュンさせられた(顔以外もコワイ元○○○の誰かには是非、見習ってもらいたいと思う)。ただ赤味が足らなかったので観賞後、ベルクートとフランカーを観て和んだ。ちなみに次週は「キャッツ&ドッグス」らしいので、2週続けで観ることになりそう。

『ハラハラと…』
 土曜の夜。借りてきたアニメを観た。REIDEEN、ヒロイックエイジ、創星のアクエリオン後編、そして最後にKanon。3巻の最後あたりから我慢していたけれど、やっぱり泣いちゃったKanon4巻。ズルイ!あの構成はズルイ。志茂脚本には延々と泣かされ続けてきたが、ここでも泣かされた… ちなみに最初は「ジェネレーター・ガウル」w。原作物なので全てが氏の手に因る物ではないにしろ、アレはズルイ巧いよネ。
 「世界の中心で愛を叫ぶ」を端に一大ジャンルとなった“泣かせモノ”。Keyの作品ってゲーム界のソレに当るんだよネ。人を泣かせるための定石を徹底研究しているんだなと感じるよ。KanonとCLANADを見比べていて「なんか似たようなシチュエーションだな」と思うのだけれど、それは観る者の期待を裏切らない定石であり、Key作品の魅力なんだよネ、きっと。そして世間で“泣かせモノ”が市場を築いた様に、ゲーム業界にも“泣かせゲー”市場があり、そこのユーザーが望む限り、Keyはその定石を磨き上げ、より洗練された一手(※)を打ってくるんだ。その一手を“マンネリ”と思うか否かは… きっと見る人が自分に素直か否かに因ると思うw。
 などと照れ隠しに御託を並べてみたが、物語に感動してハラハラと泣いてしまった事は嘘偽ざる事実であり、今ではKanonもCLANADも大好きですよ。えぇ好きですとも。今度はAirも観てやんよコンチクショー。でも決してゲームはやらない無精者w。
※アニメKanonの沢渡真琴とアニメCLANADの伊吹風子のエピソードは、結末が「とても身近な少女が消えてしまった。けれども日常は続いていく」という同シチュエーションながら、後者の方が綺麗にまとまっていたと思う。と、云いますか、Kanonはあの話の後に何事も無かったかの如く、次のヒロインのエピソードへ頭を切り替えられる佑一君がスゲェ。大物過ぎw。

『代わりに…』
 日曜の昼。途中まで読み進めて放置していた小説マブラヴの4巻を読み終えた。そして、公約どおり泣いた。だがな! この涙は物語の中で、どんなに辛くて悲しくても、泣くことのできない人々の代わりに流したんだ。そうだ。そうなのだ。corleonisが年のせいで涙もろくなったわけでは決して無い。全然ない。 …それはとても凄く嘘。 と、彩峰ごっこして歓んでいるけれど、最近ほんとうに涙もろくなったかもネ。
 まぁ、そんな恥ずかしい話は置いといて、改めてアンリミテッド編を堪能した。3巻は主にタケルが世界を受け入れるまでの話なので、当然、焦点がタケルになっていた訳だけれど、4巻は話をコンパクトに端折りつつも、タマ、委員長&彩峰、そして冥夜に焦点が当てられる話が盛り込まれていて、彼女達の人となりを堪能できる。 …なんか一人足りない気もするが、そこは愛でカバー。ちなみに挿絵も1枚にしか登場しない。薄いからな。 …存在感だぞ。念のために云っておくが。
 それにしても、やはり終章の涙腺破壊力は強大。その星には、そうやって夜空を見上げる人がどれ程いるのだろう… と、想像しただけで目の端居に涙が溜まる。オルタネイティヴ観た後より、こっち観た後のほうがオルタード・フェイブルはやり辛いかも… ともあれ、どの世界でもヒトは強いからバーナード星域からオムニ戦術機を引っ提げて地球への帰還、奪回をいつか成し遂げてくれるに違いない。 …? タケルの死で世界がリセット? してるわけ無いじゃない。という話は、面白いけれど説明が面倒くさい難しいので、気になるヒトは想像しよう。 …夕呼先生はとても凄く嘘つき。でも、その嘘はとても凄く優しい。
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by cor_leonis | 2007-12-10 17:09 | Feeling / Memorandum
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