神話副読本 と ネタ本

 思い出したようにクトゥルー噺。

『妖姐の娘』
 1月末に「クトゥルー神話辞典 第三版」が出版された。神話大系の紹介に始まり、用語辞典、作家、作品ガイドから作品年表まで、文庫本ながら恐ろしいボリュームの神話情報が詰め込まれた1冊。そして、この第三版で遂に、神話作品として「デモンベイン」が紹介された。その内容は「クトゥルー神話をモチーフにしたスーパーロボット伝奇アクション」という事より「美少女化した魔導書がでてくる」というところに視点が置かれている。やっぱり、ふつうに見るとそこに目がいくのね。
でもさ、

--ナコト写本や妖姐の秘密も美少女となって登場する(本文より抜粋)

妖姐の秘密はならない。
というか見たくない

ワーム少女は難易度高いよ(汗。

『あくまで書籍作家』
 デモンベインが紹介されたので当然、作家紹介にデモンベインの生みの親「鋼屋ジン」さんが名を連ねて… 

いない!

なぜに!?と思い、他の作家を見てみると、スニーカー版斬魔大聖の涼風さん、外伝の古橋さんは載っている。…本、出版していないと神話作家とは認められないのね。理屈は納得。でも、感じワルゥー。デモンベイン載せて鋼屋さん載せないのは変だ!そこを載せてしまうとゲーム、マンガから止めどなく載せなくちゃならなくなると思っているのだろうけれど、そう思うくらいならデモンベインを載せたのは失敗だよ。そこいらの紹介は朱鷺田さんやダークナビ辺りに任せれば良いんだ。やってないのにムリをするから上のような事も書いちゃうし… 東先生、自重してください。

クトゥルー神話事典 第3版
東 雅夫 / 学習研究社
内容/異形の神々、迫り来る妖気、禁断の魔道書群――怪奇幻想文学の巨匠H・P・ラヴクラフトが創造した宇宙的恐怖の世界は、コリン・ウィルスン、スティーヴン・キング、ボルヘスほか数多の作家たちを巻き込み、壮大なる暗黒神話大系に発展をとげた。その変遷を跡づける通史に始まり、詳細な関連用語解説、作家・作品ガイド、年表により、クトゥルー神話の全容を明かす決定版事典。大増補・全面改訂による最新版、登場!

『春だ一番!副読本祭り』
 辞典にあわせて… というわけでは無いのだろうけれど、この春は副読本がいろいろでてます。新紀元社からは「エンサイクロペディア・クトゥルフ」。“百科”というだけに神話に纏わる様々な情報が詰められていて、眺めているだけでウキウキしてくる♪ いい本だ。

エンサイクロペディア・クトゥルフ
ダニエル・ハームズ / 新紀元社
内容/クトゥルフ神話は、H. P. ラヴクラフトをはじめとする作家たちによって100年近くにわたって書きつながれてきた巨大な神話大系である。本書はそのクトゥルフ神話の研究者ダニエル・ハームズ氏があらゆる神話作品やラヴクラフトの書簡などを調べあげ、神話に登場するさまざまな用語を整理・分析した成果である。

そして、あの本が還ってきた!

魔道書ネクロノミコン
ジョージ ヘイ George Hay コリン ウィルソン Colin Wilson / 学習研究社
内容/怪奇小説の巨星H・P・ラヴクラフトが創始したクトゥルー神話の、禁断の魔道書『ネクロノミコン』は実在した! 欧米の読書界に囂々たる議論を巻き起こしたあの話題の書が、続編「ルルイエ異本」を完全収録して、ついに復刊なる。

読んでいると余りのバカッぷりに頭が痛くなるステキな本。どれ程かというと、分類が「エンタテインメント・コミックス」に入れられている位。きっとあなたもジョージ・ヘイが好きになるw。今回は「ルルイエ異本」まで収録している豪華仕様。コレで君も「俺んち、死霊秘法あるぜ~」と自慢できる!買おう、魔導書ネクロノミコン!そして一緒にSANチェキラッ♪
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by cor_leonis | 2007-03-14 22:14 | 今日の宇宙的恐怖
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