ファマルハウトな1日

『宿場まつり』
 9月23(土)〜24日(日)にかけ、旧東海道品川宿で「しながわ宿場まつり」が催された。旧東海道を練り歩く仮装パレードに始まり、フリーマーケットや露天屋台、ストリートパフォーマンスに加え、旧所史跡の公開など、様々な催しがいたる所で行われた。

『炙られ』
 そんな中、品川寺(※)で「柴灯大護摩・火渡り荒行」が行われたので見物しに行く。行ってみるとエライ人だかり。そんな人の間を縫い四苦八苦しながら行者達の執り行う式を見物していると、中央に組まれた櫓に火が付けられた。それは見る間に火勢を増し、炎と煙を巻き上げだした。すると前を塞いでいた人々が徐々に下がっていく。何故か?理由は直ぐに判明。
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熱 つ っ !

巻き上がる炎が放つ熱がスゴイ勢いで襲い掛かってくるのです。これは確かに人垣を作っていたおばちゃん達には厳しい。お陰で式典は楽に観ることができましたが、いい感じに炙られ続けるハメに。オマケにその模様を収めようと構えたカメラまで放射熱に晒され、ちょっとした凶器と化した。壊れるかと思ったよ。
 しばらくすると火勢も落ち着き、いよいよ行者達の火渡りが始まった。
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・・・火渡りって、焼けた炭の上を歩くのではなかったかしら?明らかに炎の中に飛び込んでるように見えます。飛んで火にいる何とやら。とても熱そう。

『燻され』
 行者様が一通り焼かれ式典も山場を越えてあとは撤収するばかりと思った矢先、

火渡りに参加される一般の方々は〜

などと行者様が仰る。渡れるのか〜 渡らなきゃだよネ〜♪と云う訳で、火炙り希望者の列にそそくさと加わる。結構いるもんだ。爺婆ばかりだがw。靴下をぬぎぬぎしつつ並ぶこと10分ほど。ようやく順番が回ってきた。
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火はすっかりと形を潜め、我々が渡る道には土まで敷き詰められていた。これでは御利益どころか水虫すら焼き殺せない。だが、順番が来て行者様に有難い真言とともに「えいっ!」と気合いを入れもらうと何だか有難い様な気がしてきた♪「おお、こうやって人は宗教と信仰に溺れていくんだ」とあさっての方向性で悟りを開きつつ渡る。・・・熱くはない。しかし、煙い。道の周囲から立ち上る煙に巻かれ思わず噎せ返る。そういえば、確かに寺なんかでは線香の煙を浴びると御利益があるなんて風習があったあった。これはそれを突き詰めた感じなんだネ。煙を抜け、足の洗い場の方へ抜けていくと「どうぞ」とタマネギ×2、ジャガイモ×1が入ったビニールを手渡された。そうね。こういった催しには付き物だよね、こういうの。有難く頂いておこう。料理なんてしないけどネw。

『品川火力発電所』
 火渡りを堪能した後、品川火力発電所見学に参加する。火力発電と云えば、油や石炭を燃やすモノと思っていけば、最近はガスを燃やして発電できるんだね。しかもエネルギー転換効率は50%以上!ちなみにcor_leonisが想像していた従来の火力発電は転換効率35%いきません。立派なモノだ。コレを聞くと

日本海の天然ガス田は絶対に譲れないと思う

というか、思ってくれ永田町

『GPS』
 そんな発電所見学会の道中。見学者の中に実に気になる人物が一人。テクノカット、メガネ、スーツ、アタッシュケース。とても祭りを楽しんでいたとは思えない装いの若い男。しかも、どうも日本人ではない。そんな彼が手にしていたのは一見大きめの携帯電話。しかし良く見ると・・・

GPS

まてまてまて。貴様、どこのテロ屋だ?!そんなモノ持って発電所に行くな!!思わずワクワクしちゃったじゃないか!その余りの怪しさ。cor_leonisが官憲だったら例え「道、分カラナカタカラ持テマシタ」と云っても引っ張って、一晩くらいは臭い飯食ってもらう。ホント堅気じゃないよ、アレはw。

『毛物のおかげ?』
 後日、そんな週末であったと会社で話をすると「1日中、火まみれだったな」と云われた。気にしていなかったが云われてみれば、確かに火に縁のある日だった。きっと頭上ではフォマルハウトの獣が燦然と凶悪な光を放っていたに違いない

※最初、なんと読むか全く分からなかった。後から知ったが「ほんせんじ」と読むようだ。
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by cor_leonis | 2006-09-26 20:26 | 今日の宇宙的恐怖
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